セリフ詳細

4月5日にコーションは裁判で明らかになった罪状として12箇条を作成した。予知予見や男装について聖女らの命令を盾にしていること、書簡の署名に「イエス・マリア」の文字と十字のしるしを使ったこと、虜囚になっていた時に塔から飛び降りた自殺未遂の件、処女性を誇る傲慢さ、神や聖女がフランス人だけを祝福していると思っている党派性、『声』への礼拝などが列挙された。そして総論として最後の第12条で、現世の全ての者が服従しなければならない教会の統制をないがしろにしていることを批判した。これは「教会に服従しないジャンヌは教会の外におく」ことを結論したものであった。これによりジャンヌの運命はこのまま異端として処刑されるか、回心して教会に復帰するかの2つに1つとなったのである。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ピエール・コーション(4)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|849話|947,660文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き