セリフ詳細

この他、アンティオキアを守るため諸侯と相談の上でコンスタンスの夫にレーモン・ド・ポワティエを選び、1134年以後フルクはユーグ2世の反乱に忙殺されアンティオキアに介入できなかったが、アリックスは権力の座から降ろされた。1136年には聖ヨハネ騎士団に王国南部の要衝ベイト・ジブリンを提供して守備を任せ、ダマスカスのアタベク・ムイーヌッディーン・ウヌルと同盟し、北はザンギー、南はエジプト(ファーティマ朝)と抗争しながら領土をよく維持した。だが1137年にはホムスをザンギーに包囲されたウヌルの要請で救援に向かったが、ザンギーの返り討ちに遭い逃げ込んだバーリンを包囲され、身代金と砦を明け渡して退去する苦い敗北を喫している。それでも1140年にザンギーが包囲すると、ウヌルの再要請に応え援軍を率いてダマスカスに接近、ザンギーを撤退させた。この包囲戦をきっかけにウヌルとエルサレム王国は攻守同盟を結び、ウヌルはザンギーから奪取した都市バニヤースをエルサレム王国へ引き渡しエルサレムを訪問、ダマスカスとエルサレム両国の同盟はフルクやザンギーの死後も延長された。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:フルク5世(5)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|858話|955,035文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き