セリフ詳細

その直後にマルワーンとカルブ族はマルジュ・ラーヒトの戦いでダッハーク・ブン・カイスに率いられたシリアのイブン・アッ=ズバイル支持派の軍隊に大勝を収めた。ウマイヤ朝支持派によるシューラーではハーリドがマルワーンの後継者となることを定めていたにもかかわらず、マルワーンは息子のアブドゥルマリクを自分の後継者に指名した。これによってウマイヤ朝の王家はスフヤーン家(ムアーウィヤ1世の父親であるアブー・スフヤーンの子孫の家系)からマルワーン家に取って代わられた。アブドゥルマリクは692年までにイブン・アッ=ズバイルを打ち倒し、イスラーム国家全域におけるウマイヤ朝の権威を回復させた。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:102、ヤズィード1世(12)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。