セリフ詳細

教会の絵や彫刻は後の時代に作られたものですが、修道院の回廊の柱の彫刻はラミロ2世の時代にもあったもので、そうした場所で生涯の大半を過ごしたラミロ2世は深い信仰心も育まれていたと思います。僕が生きた16世紀は宗教改革が始まった激動の時代ですが、言葉による批判やすぐに広まった宗教よりも長い間伝えられてきた素朴な信仰こそ本物のキリスト教だと思います。

作品タイトル:スペイン語のパンフレットを読む

エピソード名:32、サン・ペドロ・エル・ビエホ修道院(4)

作者名:Petronila

8|日記・個人ブログ|連載中|32話|29,325文字

スペイン, アラゴン, モンソン城, テンプル騎士団

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スペイン旅行に行った時のパンフレット、そのまましまっておくのももったいないので、少しずつチャットノベルの形で紹介します。