セリフ詳細

コペルニクスのもう一つの重要な功績は、貨幣の額面価値と実質価値の間に乖離が生じた場合、実質価値の低い貨幣の方が流通し、価値の高い方の貨幣は退蔵され流通しなくなる(「悪貨は良貨を駆逐する」)ことを突き止めたことである。これは、当時ドイツ騎士団国が粗悪な銀貨を鋳造して大量に流通させていたため、隣接するヴァルミアで経済混乱が起きつつあったことに、教会の財務担当だったコペルニクスが気付いたことにより理論化された。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ニコラウス・コペルニクス(15)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|854話|951,839文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き