セリフ詳細

この時のクレメンス6世の行動は立派だと思います。ペストが広がり命が助からなくても、赦免が与えられれば穏やかに死を迎えることができます。解剖が許可されたことで、この時すぐにペストの原因はわからなくても、医学は進歩してたくさんの病気の原因がわかるようになりました。ペストが流行った時にはユダヤ人の迫害も激しくなりましたが、そうしたことを弾劾する勅書も出しています。教皇として贅沢したり堕落した部分もありますが、ペストが流行するという大変な状況の中で、教皇として何をするのがよいのか考え、それを実行しています。こうしたことができるのは、やっぱり幅広い教養、知識を持っていたからでしょうか?

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:クレメンス6世(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|857話|954,140文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き