セリフ詳細

もちろん、忘れてないよ。でも、不思議なんだ。こうして会っていると君が【魔性】だってことを忘れるんだ。話もできるし、抱きしめることも触れることもできる。体温だって感じるんだ。今でも君の知っている【ヴェイト】が僕なのかもわからないけど…この好きっていう気持ちは嘘じゃない気がするんだ。

作品タイトル:セイレーン

エピソード名:第2話 【決意】 

作者名:司馬翔華  sho-ka3

4|ファンタジー|完結|10話|24,292文字

ファンタジー, 悲恋, 暴力, 封鎖的, 差別, 完結

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美しい歌声で若い男を誘惑し、海へと引きずり込む【魔性】。
伯父が住む小さな島に都会から遊びにきた青年は興味本位で【魔性】に会ってしまう。
『きみは誰?』
『私は…セイレーン。やっとあなたに会えた…』