セリフ詳細

①の資金調達の側面だけで見ると、至道先生もご指摘の通り、集めたお金の20%近くを中抜きされるのはあまり好ましくない調達先かと思います。

ただ、クラウドファンディングを②の「予約販売プラットフォーム」であると考えると
A)全くモノができていなくても出品できて
B)充実した決済サービスがあり
C)消費者から一定の信頼を得られ
D)予約販売にニュース性を付加することができ
E)製造前に入金がなされる
といった点では、手数料が多少高くても魅力的な販売ルートと言えるかもしれません。


③についてクラウドファンディング事業者の方に直接お聞きしたのですが、
クラウドファンディングをどこでするかを選ぶ際には、「どの程度のコンサルティングを受けられるか」を一番の指標とする方がかなり多いとのことでした。

ウチは全く利用しなかったのですが、当該プロジェクトの成功に向けてだけでなく、プロダクト自体の販売戦略などについても、事業者側からみっちりアドバイスを受けることができるそうです。
そうしたコンサルティング業務の依頼料としては、手数料の20%は格安になる場合もあるかもしれません。


④の広告効果については、確かに外向けの宣伝効果はほぼゼロに近いかなと。クラウドファンディング事業者側で発信してくれることは、(プロジェクトの規模にもよるとは思いますが)ほぼないはずなので。
一方、クラウドファンディングサイトを回遊しているユーザーは、アクセス解析などをみた限りかなりの数がいまして、そうしたユーザーは支援の成約率もかなり高いので、そこにリーチできるのは結構な広告効果がある気がしました。

作品タイトル:架神恭介の超実践ボードゲーム講座

エピソード名:二、クラウドファンディングの功罪(前編)

作者名:架神恭介  cagami

51|創作論・評論|完結|5話|57,294文字

ボードゲーム, 創作論

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2017年春のゲームマーケットにて『戦闘破壊学園ダンゲロス・ボードゲーム』を260個(130万円)売り上げた架神恭介!
なんだかめちゃくちゃスゴイような気がするが、これはいかにして成し遂げられたのか?
というか、それは本当に大成功なのか?
おい、かがみ、おまえほんまに儲かっとるんか!?

相も変わらず赤裸々に全暴露する創作論! 
今回はボードゲーム制作の裏側に迫る!!

5/26の『ダンゲロス・ボードゲーム』一般発売を記念して後追いスタート!
ゲームデザイン論とかは一切語らんぞ!
「超実践」的な内容で送るハードコア創作論!
たくさんミスったし、ちょっと恥ずかしいけど、まあいいや!

横槍・質問、大歓迎!
書き終わった瞬間に有料化するから、読むなら今だ!


※このコラボ作品に書き込む人は著作権を放棄してくれ!
俺が後で有料化したり、好きなように編集するからな!!
 
 
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ダンゲロス・ボードゲームは5/26一般発売開始だ!

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アマゾンとかで売るぞ。
あと、ヨドバシカメラとかでも売るぞ。