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単純な話ですが、幸福度スコアとするから悩むのかもしれません。
その辺の宗教にありがたく入信させて頂いて、集会に出て前向きな議論を繰り広げ、組織に熱心に協力し、お布施に励み、毎日ひたすら拝んでいる人のほうが幸福かもしれませんし。

幸福っていうより、人生の奥行や幅が広がるとか、深さのほうなのかもしれません。
たとえば結婚ひとつ考えても、幸福な結婚も間違いなくありますが、同じくらいの数の不幸なものもあるわけで。
上記で長々と書いたように、大多数の大衆側に何となく帰属している意識だとなかなか感じられないことですが、少し頑張って上に行けば行くほど別の世界があり、さらに上に行いくとインナーサークルが村社会化していくことによる幸福感の感じ方もあるわけで。

達成度スコアとかじゃないですかね?

作品タイトル:リアル人生ゲームを作ろう会議室

エピソード名:Part2.スキル獲得への道

作者名:架神恭介  cagami

24|創作論・評論|連載中|2話|30,960文字

人生ゲーム, クソゲー, ゲーム作ろう, 人生を考える

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オンライン座談会を終えたわれわれの下に某出版社から一件の依頼が舞い込んだ!

編集者「至道先生と架神先生でゲームの攻略本作りませんか?」
至道&架神「なんのゲームですか」
編集者「人生です!」

人生をゲームに見立てて攻略本を作る!?
なんというゲーム脳!! もはや編集者もゲーム脳世代か!!!
われわれは一も二もなく飛びついた!

このコラボ作品の目的は、至道と架神がディスカッションを繰り広げながら、攻略本執筆に必要なアイデアを集積することにある。いわばオンライン・ブレストだ。

そして、われわれはあわよくば、書籍化に留まらず、これをゲーム化したいとさえ思っている。たぶん、カードゲームだ! 

となると、人生をゲームに見立てるだけでなく、カッチリとしたゲームシステムを作らねばならない。このゲームの目的は? 勝利条件は? 取りうる選択肢は? どういったプレイングが有効か? できるだけリアルに人生をなぞりつつゲームという形式に落とし込んでいきたい。

本コラボ作品は誰でも参加自由だ! 至道と架神はマイペースにディスカッションするが、自由に割り込んできていいぞ。いろんな意見や視点があれば、よりリアルに人生をゲーム化できるはずだ。なお、皆さんから寄せられた意見やアイデアは書籍やゲームでわれわれが勝手に使う。ご了承下さい。