セリフ詳細

わたしが、多くの猫たち(ともだち)を……死に追いやってしまったの


作品タイトル:みんなの幸せを願うとき ฅネコの集会 サイドストーリーฅ

エピソード名:第15話 悲しい思い出 前編

作者名:BB.Creations  myumyu

505|その他|完結|190話|463,890文字

猫, 完結, 野良猫, 飼い猫, 長編, 小説, 関西弁, コメディ, ほのぼの, 家族

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勇猛果敢な元ボス猫・紅は居場所を求めていた。

みんなが穏やかに暮らせる、安らぎの地を。

けれども縄張りは失われ、落ち着ける場所はどこにもない。
妻は妊娠中、子どもたちは食べ盛り。
日々の食事にも困窮し、生活は先行き不透明。

そこから脱却するために導きだされた答えは、〝人を頼ること〟だった。

人間なら誰でもいいわけではない。紅ファミリーを受け入れ、イザベラの出産を助けてくれるような良き人間でなくてはならない。

大切な家族を守るため、紅は傷を負いながらも家族と共に町へ行く。 
住宅地へたどり着いた紅ファミリーだったが、出くわした人間から容赦ない仕打ちを受け、家族の人間嫌いは加速し、調査は無駄骨に終わってしまう。

やはり人を頼るべきではなかったか……。

けれども、身を挺して我が子を守ろうとする紅の姿に家族の絆は深まった。
再び歩き出したところで、思いがけない相手とめぐり逢う。
その後次々に起こる出逢いをキッカケに、事態は好転しはじめたかに思えたが、前途多難な良き人間さがしは一筋縄ではいかなかった……!


やがて人を毛嫌いしていた紅ファミリーに訪れる変化。


様々な出逢い、そして別れ。


元ボス猫は家族の幸せのため、みんなの幸せのため、一途な想いを原動力に奔走する――!




※『みんなの幸せを願うとき』は、本編のネコの集会から紅編だけを抜粋したものです
※まだネコの集会をお読みでない方は、一部ネタバレを含みますのでご注意ください


※以前の投稿日時が更新され日付がバラバラになってしまったため、チマチマ編集しながら日付を上書きしています。内容に大幅な変更はございませんので、どうぞご自由にご覧ください


顔グラはミニねこメーカーさんのニャンズが秀逸なので拝借しました
https://picrew.me/image_maker/35494

猫画工房さんからもバナーなどお借りしています
https://nekoillust.com/cat-paw-pad-side-brown-pink/