午前二時の底、桟橋の果て(第2部 牧歌的な幕間劇)

作者 和泉綾透

[現代ドラマ・社会派]

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両脚を失った少年と臨床心理士の女の偶然の出会いから始まる恋物語。

交通事故で両脚の自由を失った少年・久瀬衛と、彼の心的ケアを任された心理員・紺野友香里とは、出会って間もない病室の中で、抗い難く恋に落ちる。しかし二人の恋は、その社会的立場や年齢差、そして発端となった事故そのものの経緯からも、家族や友人、同僚やクラスメイトら、多くの人間の世界を僅かずつ歪めて行くのだった。

「第2部 牧歌的な幕間劇」(復学した高校編)

〈登場人物〉
久瀬家の姉弟
・久瀬薫:高卒浪人生
・久瀬衛:高校二年生
警察の関係者たち
・紺野友香里:臨床心理士(元市警心理員)
・沢邊保奈美:市警少年課の巡査長
・豊田巡査部長
病院の関係者たち
・木之下真由:急性期外科病棟の看護師
・佐々木看護師:同じ病棟の看護師
・牟田看護師長:同じ病棟の看護師長
学校の関係者たち
・柏原孝介:久瀬薫の高校の同級生
・西尾奈々:久瀬衛の高校の同級生
・上戸瑛太:久瀬衛の高校の同級生
・蓑田麻央:久瀬衛の高校の同級生
・多田雅臣:久瀬衛の高校の同級生
・里村多江:久瀬衛が通う高校の保健師
・丸谷亜弓:久瀬衛が通う高校の国語教諭
久瀬家の関係者
・古澤誠一:フルサワ精器㈱代表取締役

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