彼女が彼女になるための〜あるヒューマノイドの人生

作者 円野 燈

 21XX年。赤ん坊が覚醒した。彼女の名前は、コウカ。《人間と成長が同調する》不完全で生まれたヒューマノイドだ。彼女は将来、人とAIの橋渡しになることを望まれて作られた。世界にはまだ少し、両者の間に深い溝があった。
 不完全で生まれたコウカは知能も身長も人間と同じように成長しながら、時には迷惑をかけ、時には友達を助けたり寄り添われたりして、共に成長していく。
 けれど、コウカの存在をよく思わない者がいた。その者はやがて、容赦なく彼女に悪意を向ける。その時コウカは何を思い、何を望むのか……。

この作品は、プロローグ〜第2章/第3章〜第7章/第8章〜エピローグ、で視点が変わります。
プロローグは専門用語あってちょっとお堅めかもですが、以降からはなるべく専門用語少なめで、難しいお話ではないので、SF初めてでもご安心下さい。私も初めて書いてるのでそうなってます(笑)

なお。
こちらは既に、小説家になろうにて完結している作品です。多少の書き直しはしていますが、内容の大きな変更はありません。
また、カクヨムにも投稿しており、第7章17話後半からはなろう版とは違う内容となっています。

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