とある、最後の茶屋屋台での話。

作者 月夜真夜

[ファンタジー]

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私は生者と死者の境界でお茶の屋台を営んでいる。最近亡くなった人たちは、あの世に向かって長い旅に出かける前に、最後の温かい飲み物を求めて訪れてくれた。

ここでの時間の経過は、とても奇妙だ。何日営業しているのか、どんなメニューが一番出たか?記憶がとても曖昧になる。
でも、昨日は誰も訪れていない……それは確かだ。先週は……もう記憶にない

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