ライくんの花束〜Tempo ad Libitum〜

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ライくんの花束〜テンポ・アド・リビトゥム〜

***あらすじとキーワード、ご案内***

【あらすじ】
あなたが魅せてくれた道を、自分も歩いていいですか。一緒に。

ウエダ・ライナルトは新米ガーディアン(捜査官)。意気揚々と迎えた初出勤日、彼は他の新人と異なり既に配属先が決まっていた。導かれた先はデスク二卓のみで構成された部署、捜査第三ディビジョン。通称サンデビ。そのリーダーであり上司のキノシタ先輩のもと、ライナルトは日々ガーディアンとしての腕を磨いていく。

爽やかな希望の風に背中を押され、穏やかに、そして鮮やかに動き出す彼の人生。

しかし時を重ねるごとに露わになる、自分の弱さ。優秀な先輩と、いくら頑張っても劣って見える自分。努力が空回りすることもあれば、厳しく注意されることもあった。そしてどんなときも、キノシタ先輩の言葉が寄り添ってくれた。

「心を強く持て。そしてもし挫けそうになったら、全力で俺を頼れ」

やがて明らかになる先輩とサンデビの過去、彼の強さの理由。互いに葛藤を抱きながらも二人は共通の夢に向かって駆け抜けてゆく。

そんなある日、ライナルトは思う。

「自分にとって先輩は……」

キノシタ先輩への眼差しが秘めるのは尊敬か、それとも。知れば知るほど近づいて、けれどそれではだめなのに。

サンデビの二人は今日も事件捜査に邁進する。解決を見据え冷徹に、そして心にほんの少しの微笑みを添えて。


【キーワード】
心のふれあい
お仕事
先輩
人生観
励まし
7割真面目、3割ふふふ

【ご案内】
こちらはお試し読みとなります。全編は小説本としてboothでご案内中、せんぱいがお待ちしてまーすっ♪


※「ディストーション」に登場するライくん&先輩とは時間軸が異なり、ディスーションに描かれるような関係性が出来上がる前のため、パラレルワールドのように思われるかもしれませんが、それぞれの色味をお楽しみ頂ければ幸いです。

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