赤い髪のリリス 戦いの風 3 地下道の探索と青の巫子

作者 LLX

[ファンタジー]

5

9,177

0件のファンレター

精霊の国と言われるアトラーナは、かつて地水火風の精霊王の神殿を国内に持つ小国だった。
だが、300年前の災厄で、その神殿も今では地と水の2つになっている。
火の巫子である事を知ったリリスは、自分の代で火の神殿の再興を誓い、城へ許しを得る為にレナントの後ろ盾を得て城に乗り込む。
だが、王家は火の神殿再興を許さない口伝を頑なに守る為、リリスの命を狙う。
火の巫子としての証を立てるリリスを見て、心の揺れる王に危機を感じた王子の側近ゼブリスは、ミスリルを使った暗殺を謀る。
毒にあてられたリリスは、治療のためにミスリルの村へと向かう。
そこには、災厄の時に眠りについた火の神官が、300年の眠りから覚めてリリスを待っていた。

イラスト 「火の青の巫子マリナ・ルー」 百瀬@wawosuke02 様

ファンレター

ファンレターはありません