バチ当りのベティ・アタリー
ベティ・アタリー……人呼んで、「バチアタリのベティ」
ニュー・イングランドのミッション系の寄宿学校で学んでいるが、神様のことはこれっぽちも信じていないし、敬ってもいない。
有名な探検家である父親の血筋か、猪突猛進の冒険好き。
ミント……そのルームメイト。学院内で一番の信仰心の篤い敬虔な委員長。シスター先生がベティの監視役として付けた。世界有数のミント・コンツェルンのお嬢様。財閥の私兵軍団を率いる。
ミントの祖父は細工師で、学院内の博物館に「ペリシテ人に奪われ聖櫃と、一夜明けたら壊れていたというペリシテの神・ダゴン像」のジオラマを寄贈した。
悪ふざけをしている時にそのダゴン像が、歴史上ホンモノの聖櫃の位置を指し示すレーダーの役目を果たすことを知ったベティは、本物の聖櫃を探す冒険を開始する……。