令和の浦島太郎物語(広島県福山市version、浦島太郎子と乙彦の物語)

[ファンタジー]

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浦島太郎は、元は妻子を捨てて実家に帰りたがる父になれない子供に対する道徳だった。
奈良時代にそれが、各地でかきなおされ、伝わる浦島太郎伝説の中でも、一際切ない、広島県福山市の浦島太郎物語を元に、令和になり、男女逆転で生まれ変わった浦島太郎と乙姫が、本当の親子愛と、本当のいきる意味を思い出していく、令和の浦島太郎物語。

ファンレター

素敵な終わり方でした♪

途中、グッとくる所があってとても辛かったのですが、最後まで読んで報われた感じがしました。途中戦国時代が出てくる辺りはコミカルでほっこりしますね。恋愛から親子の情に繋がっていく。愛の形が変わっていく様がとてもよく描かれていたと思います。

返信(1)

ありがとうございます。
私のような、拙い文章に目を止めてくださり、読んで下さり、暖かい言葉を下さり、本当に本当に感謝の気持ちしかありません。
娘が重度障害と難病を抱えて生まれ、24時間介護の中でコロナ。
娘を思うと、産まれてきてずっと病院に手術、大手術に、抗がん剤治療、目がどんどん見えなくなる。
娘がこんなに苦しんでいるのに、コロナで特別支援学校が閉鎖される度に、「学校しか、娘が輝ける場所がないのに」と、不憫に思い泣いていたら、知能が0歳9ヶ月の診断をされたはずの娘が、私の膝に座ってきました。
まるで、私を慰めるような仕草に、
産まれてきてかわいそうなんて、ダメだ。
まして、私が泣いてどうするのか?
と、思い直し、例え娘が話せず、目が不自由、重度知的障がいや自閉、難病でも、全てわかっていて「産まれてきてごめんなさい」って思っていたら、どうしようかと、本当に追い詰められて書いたのが、この話です。
速攻で書いたから、誤字や脱字があり、読みにくい部分が沢山あったかもですが、産まれてきたらいけない命はないと、娘に伝わらなくても残したくて書いた小説です。

そんな、私の小説を読んで下さり、本当に本当に感謝してます。
ありがとうございます。