幾望の色

[ファンタジー]

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 子供の頃、一度だけ目にした不思議な花がある。祖母が持ってきてくれた、小さな小さな白い花。わたしが触れるとぼんやり白く光り、指を離すと光が消える。まるで魔法のような不思議な花だ。

 ――祖母との約束を果たすため、少女は旅に出る。
 わずかな記憶を頼りに、魔力を持たない少女が"魔法のように光る花"を求めてヴィリディアン王国を巡るお話。

ファンレター

はじめまして。

『幾望の色』拝読させていただきました。最初はゆっくりと舞台に照明が灯り、徐々に明るさを増していく……そんな書き方がとても印象的でした。物語の世界観もとても丁寧な作りこみがなされていて、安心して没入できます。主人公メルリアの成長と、少しずつ形を現わしていく謎の要素も面白く、次の展開が待ち遠しいです。
 人が人と出会うことは一つの化学反応のようなもので、メルリアが様々な人々と出会う度に生まれる心の反応が瑞々しい。
 これから先のメルリアと作者様の旅路を応援しております。

返信(1)

はじめまして。
読んでいただけて、とても嬉しいです。
もったいないお言葉です…!ありがとうございます。
そのように仰っていただけて、とても嬉しいです!
これからも頑張りますね。
この度は、メッセージありがとうございました!