幾望の色

作者 西薗蛍

[ファンタジー]

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4件のファンレター

 子供の頃、一度だけ目にした不思議な花がある。祖母が持ってきてくれた、小さな小さな白い花。わたしが触れるとぼんやり白く光り、指を離すと光が消える。まるで魔法のような不思議な花だ。

 ――祖母との約束を果たすため、少女は旅に出る。
 わずかな記憶を頼りに、魔力を持たない少女が"魔法のように光る花"を求めてヴィリディアン王国を巡るお話。

ファンレター

祝・完結

この度は『幾望の色』完結、おめでとうございます。魅力的なキャラクター、繊細で鮮明な描写、緻密な設定、愉快なエピソードと輻輳した伏線……一話ごとにドキドキを募らせながら物語の世界を堪能させていただきました。ただただ感謝です。そして作者様の罪作りなこと! あっちもこっちも「この後の二人はどうなったの!」とジリジリさせられるカップルがいて、歯がゆさが止まりません。やっとのこと若葉マークがついたメルリアとクライヴさんも、関係性としてはこれからだよなぁ、しょっぱなから遠距離恋愛で大丈夫?とか、若葉マーク以 ... 続きを見る

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ご無沙汰しております。

『幾望の色』「ミスルトー編~エルフの少年は森の中心で愛を叫ぶ」拝読いたしました。……楽しい。メルリア嬢にはとんだ災難な状況だというのに、なんでしょう、この楽しさは。「二軒分の距離感と埋められない温度差」に思わず(笑いの)涙がこぼれました。がんばれ、少年。人見知りに負けるな。クライヴさんもがんばれ。『幾望…』の登場人物たちは、みんな何かを探していますね。見つからなかったり、手に入らなかったり、道に迷ったりしながら。孤独や不安を抱えて足掻いている。けれど目の前にいる他者の苦しみに、気づけば手を伸ばし ... 続きを見る

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ヴェルディグリ編、

いよいよ佳境に入ってきましたね。新しいキャラクターも次々に増えて、しかも皆さんエッジの効いた個性。どなたも生き生きとしています。 個人的にはネフリティス師匠が好きですねぇ……弟子になりたい(笑)。魔術・魔法に関する書き込みの細密さは、読んでいて本当に楽しいです。マニア心をくすぐられます。 43話にて大仕事を完成されたようですが、この後、ストーリーはどう動くのでしょう。そして「最後の仕事」を果したメルリアは? 楽しみに待っています。

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はじめまして。

『幾望の色』拝読させていただきました。最初はゆっくりと舞台に照明が灯り、徐々に明るさを増していく……そんな書き方がとても印象的でした。物語の世界観もとても丁寧な作りこみがなされていて、安心して没入できます。主人公メルリアの成長と、少しずつ形を現わしていく謎の要素も面白く、次の展開が待ち遠しいです。  人が人と出会うことは一つの化学反応のようなもので、メルリアが様々な人々と出会う度に生まれる心の反応が瑞々しい。  これから先のメルリアと作者様の旅路を応援しております。

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