波動Capriccio 勢いだけで踏み出した一歩が───
身のほどを超えた幸運なんて、そりゃやっぱ、招いちゃうよね最悪ってヤツを……
ウダウダと考えまくる内に、死に至る病魔まで召喚していたことにも気づかず、ドギマギ生きる多感クンの失笑‐迷走グラフィティー
附属校で唯一の落ちこぼれ、水埜楯（みずの・しゅん）は、担任の保身とお情けによりギリでどうにか大学へ進むが、このままでは本当にマズいヤバいとマジガチに焦りだし、どうにか自分を変えようと、変物として有名なセンパイの誘いにノって、超ビミョ～な商売仲間に加わった。
ところが、一箇月も経たない内に、自分の売っていた商品が多国籍商社Ⅴ＆Ｍの女神級社員の目に留まり、商売的には軌道に乗る一方、やはり学生生活はパッとせず。それどころか、イタズラに広がった人間関係から、あれやこれやとふり廻されて、この世の理不尽を噛み締める日日……。
そんな中突然、別段親しくもない学友が殺害される。それもムリヤリ会場にされた楯の家でのパーティーに向かう途中だったことから、渦中の人となってしまう楯なのだが、魔の手は次の学友へと……と、ムズキュンやら、ハチャメチャやら、ミステリーやら、ウッソ～やら、あれこれアリの、アオすぎなまでにハルいストーリー。
ファンレター
毎回、楽しく読ませていただいております！
加えて、章題や毎話のタイトルも、何だかキミョ〜と言いますか、不思議な感じで、気になって気になって………
それをググって解消する(さらに楽しむ)こともたびたびなのですけれど、今回のタイトルは自己完結の限界を突破とうとうしてしまいました！！
できたら、詳しく教えてくださいませんでしようか？ もう、まんまと作為にガッツリはまっている愛読者に、どうかお助けを〜
今回は個人的な好奇心が我慢できないくらい擽られてしまってーーよろしくお願いします！！！
返信（1）
などと御諧謔はさておき、要は（用は？……クドいですねっ）”お菊人形の呪い”の詳細ってことでしょうね。
面倒をかけて申しわけないことなのですけど、詳細を本編内に書いてしまうと、不自然な脱線となるため割愛（？）させていただいておりますゆえ～、それではここにて。
お菊人形の髪の毛が伸びる、という呪いが広く伝わっていると思うんですけど、人形の髪の毛は長い糸状の素材を適度に束ねて、二つ折りにした真ん中を金具でもって頭部に嵌め留めることでできているんだそうです。
なので、人形の髪が伸びるという現象は、人形の老朽化で金具が緩み、同じ長さに揃えていた髪がどちらかへズレてしまうことで起こるってわけです。
よって、髪が伸びる限界もあるので、金具からはずれたら、ぬけ落ちてしまうだけなんですけど、お寺や神社で供養されている人形は、誰も髪を撫でたり、梳かし整えたりしないのに勝手にズレ伸びているってことになりますよね……、それこそが呪いなんじゃないかぁ！！！ と思っちゃったってわけなんですぅ。
この手のことはワタクシも大好きなので、読んだりググったりしまくっておりますが、タイトル付けの際に、そうした情報がフトよぎると、利用せずにはいられません～。そしてコピーライティングのセオリー（？？）に則りまして、ムリヤリでも気になるようヘンテコに付けるよう心懸けてもおる次第です。どうぞこれからも、何げにハマり続けていただけますよう、ヘンテコネコネしまくりたい所存でありまっす──