月とガーネット[下]

 西暦2093年、東京──。

 その70年前にオーストラリア全域を壊滅させる巨大隕石が落下、地球内部のスピネル層が化学変化を起こし、厖大な特殊鉱脈が発見された。

 人類は採取した鉱石をシールド状に改良し、上空を全て覆い尽くす。

 隕石衝突で乱れた気流は『ムーン・シールド』によって安定し、世界は急速に発展を遂げた。


 一方何もかもが上手くいかず、クサクサとしながらふらつく繁華街で、小学生時代のクラスメイトと偶然再会したクウヤ。

 「今夜は懐が温かいんだ」と誘われたナイトクラブで豪遊する中、隣の美女から贈られるブラッディ・メアリー。

 飲んだ途端激しい衝撃にのたうちまわり、クウヤは彼女のウィスキーに手を出してしまう。

 その透明な液体に纏われていた物とは・・・?


 舞台は東京からアジア、そしてヨーロッパへ。

 突如事件に巻き込まれ、不本意ながらも美女に連れ去られるクウヤと共に、ハードな空の旅をお楽しみください☆彡


◆キャラクターのイメージ画がある各話には、サブタイトルにキャラのイニシャルが入った〈 〉がございます。

◆サブタイトルに「*」のある回には、イメージ画像がございます。

 ただ飽くまでも作者自身の生きる「現代」の画像を利用しておりますので、70年後である本作では多少変わっているかと思われますf^_^;

 何卒ご了承くださいませ m(_ _)m



[上巻]を未読でお越しくださいました貴重な皆様♡

 大変お手数ですが完結済の『月とガーネット』[上]を是非お目通しくださいませ(^人^)

 第2~4話まで多少説明の多い回が続きますが、解説文は話半分くらいのご理解で十分ですのでご安心くださいm(_ _)m

 関連のある展開に入りましたら、その都度説明させていただきます(=゚ω゚)ノ

 クウヤと冷血顔面w美女のドタバタな空の旅に、是非ともお付き合いを☆

 (^人^)どうぞ宜しくお願い申し上げます(^人^)


ファンレター

WITH GARNET3話

すみません、前回に感想、かなり今回のものが混ざってしまっていますね(汗)
そうよね、それ以上のことがしたくなっちゃうけどちゃんとメリルの過去を鑑みたクウヤ偉いぞ!! 思春期女子の拒絶は振り払うという事実が残ってしまいましたが(笑)ダミーだったからセーフですね!
そしてメリル叔父の登場と正体はまったく予想しておらずびっくりでした! でも合点がいきまして、すっと入ってきました。色々繋がりますね。あとはなぜ隠れて暮らしているか、の答え待ちです。

手に職無い状態で、みたいな謙虚なクウヤの姿勢も良かったです。なんやかんやで根っこの誠実さが出てますよね。

返信(1)

toshiyoshiサマ♡
長〜い3話目の感想まで、誠にありがとうございますm(_ _)m
余りに長いので2話目に混ざり込んでしまうのも分かりますよーどうぞお気になさらずです( ^ω^ )
クウヤは初対面の際の少年の明るさを持ちつつも、やはり学者肌の真面目な部分もあったりするのでしょうね☆
今は日雇い肉体労働者時代を経て、少々やさぐれた感もありますが(カーテン開けちゃったのはそんな部分かしら!?)元々は誠実くんなのだと思います(o^^o)
「伯父上」につきましてはクウヤが回想するシーンで、どれだけ生死に疑いを持たれるかちょっと心配していたので、驚いていただけて安心致しました( ̄∀ ̄)
隠れている理由は何処ぐらいで判明するのだったかしら(⌒-⌒; )
今回を起点に色んな人の関係性が見えてくると思いますので、また1ヶ月半後をお楽しみにお待ちくださいませー(^з^)-☆
いつも本当にありがとうございます!!