地べたを這いつくばってでも

作者 渡会宏

[ファンタジー]

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少年ソラは海の見える崖で、空を目指していた。人は飛べない、地を歩く生き物である。誰からも常識であるそれは、彼にとって常識ではない。星になって見守っている、と残した母の遺言が羽ばたく翼になる。

運命の時、人体フライトの最中に落下死をした。目を覚ませば、四方を海に囲まれた絶海の孤島につく。そこは珍しい死に方をした9名の男女がいる。自殺で死に陥った過去を持ちながら、彼らは死なない。100回分の死に戻りが可能である。

現世に戻り、生まれ変わりの権利を手にできるのは1名のみ。死に戻りの謎、世界の真実を抱えて、生に走り出す。
今――全てが空に連なり、命懸けでぶつかり合う意地の冒険譚が始まった。

※完結まで書き上げている作品です。連日投稿していきます。
※1話2000~3000文字で5章構成、計20万文字の長編になります。

ファンレター

考えさせられる作品です

1話から気になって読み進めました。読みやすく、飽きない展開で面白いです。今後どのような展開を辿るのか楽しみにしています。

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