セリフ詳細

でもこの人のまわり、この人と関係する人は、冷たさ・物足りなさを感じながらも、だから離れていく人もいるけれど── そりゃどんな関係だってそうさ──、けっして不穏な空気にはならないんだ。


といって、人間に無関心なわけでない。


思うに、この人は「自分だけの本当」に生きていない。

「自分の中にない本当」に生きているんだ。


「真実は一つでない」といつも言っている。

本はいっぱい読んでいるね。


治験のバイトをしている。

「えっ、こんなでかい薬飲むの?」って聞いたら、

「飲み込むのは得意ですから」って笑って言うのさ…

作品タイトル:70年代~の音楽

エピソード名:受容の人(1)

作者名:かめ  soyogo0305

17|その他|連載中|35話|22,449文字

昭和歌謡, 懐メロ, 恋, 恋愛, 社会, 世相, 創作

2,907 views

よく歌っていた曲、名曲だなぁと思う歌。
70年代の日本の歌、言葉が生きて、メロディと一致して、心身に食い込んできた印象が。
そして80年代、90年代。洋楽も。
音楽はいろんな思い出を想起させ、「あの時」へまざまざと、生き生きと…。
ラジオ感覚で、ひとり楽しも。

※ 「私のカラオケ選」からタイトルを変えました。
あまりといえばあまりのタイトルだったので…

書影は「pakutaso」さまから。