幸福な臆病者

作者 風音しの

[ファンタジー]

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 拝啓
 吹く風も柔らかな季節となりました。皆様におかれましてはお変わりございませんか。
 わたしは今こそこうして仰々しく書いておりますが、本当はこんなことをする予定はひとつもありませんでした。わたしの人生はひとえに、導かれただけにすぎないのです。

あらすじ
目が覚めたら記憶を失っていた主人公
期間限定の世界で過ごすうちに、記憶を思い出す手伝いをしてくれるという親子と出会う
親子と過ごす時間は優しく過ぎていった

優しい思い出があれば君はもう大丈夫。そうでしょう?

※他のサイト様でも投稿しています。

登場人物

〇遠野知唐

主人公。

性格は真面目なお人好し。他者から「良い人」「優しい人」って言われるタイプ。自分で自分を責める。器用ではない、寧ろ不器用。

〇杏哉(29)

知唐の前に現れた青年。

3月1日生まれ。誕生花は杏。花言葉は「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」

性格は基本的には楽観的で人たらし。顔も整っているので、第一印象を悪く思われる事はあまり無いし、本人もあまり経験していない。

友人が多い。器用で大体はそつなくこなすけど、応用問題は苦手なタイプ。

〇苺音(6→7)

杏哉の娘。本作のヒロイン的なポジション。

3月31日生まれ。誕生花は苺。花言葉は「尊重と愛情」「幸福な家庭」「先見の明」「あなたは私を喜ばせる」

学年内で一番誕生日が遅く、平均よりも小柄な設定。小柄な分、体格的な運動力量も負けがちになり、体育の成績があまり良くない。

〇弥生

知唐の案内人。

明るくて大らかな性格。良く笑い、楽観的でもあり、杏哉と似ている所がある。

基本的には知唐を否定しない。知唐が何かをしでかさない限り、味方で居続ける。

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小説情報

幸福な臆病者

風音しの  fune_shino0106

執筆状況
完結
エピソード
18話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
ファンタジー, 現代ファンタジー, 家族, 切ない, ヒューマンドラマ, 男主人公, 長編
総文字数
90,938文字
公開日
2023年05月15日 23:26
最終更新日
2023年07月02日 23:51
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