セリフ詳細

私は王妃とその寵臣に宮廷を牛耳られてアラゴンの財政を傾かせ、後継者を残さずに死んでいるので不真面目王と呼ばれ評判は悪いです。でも私にも夢がありました。アラゴンの大貴族ルナ家出身のベネディクトゥス13世が対立教皇ではあったけど教皇に選ばれ、神聖ローマ皇帝カール4世の子ヴェンツェルと狩りを通して仲良くなりました。アラゴンもまた教皇と皇帝、2つの権威とつながりを持つチャンスがあったのです。だからフランスの文化を取り入れ、娘をフランス王家に嫁がせてアラゴンもまた大国の仲間入りができると信じていました。私は早死にして何もかもうまくいかなくなりましたが・・・

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:シャルル4世(2)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き