セリフ詳細

僕は教会大分裂は聖職者の堕落から始まり、そうした聖職者の腐敗を批判したフスがコンスタンツ公会議で異端者にされて処刑され、それがきっかけでボヘミアでフス戦争が始まり、それは僕たちの時代も大きく変えたと考えていました。極端に言えば、コンスタンツ公会議がなくて別の形で教会大分裂が終わっていれば、16世紀にここまで激しくカトリックとプロテスタントが争い、僕たちユダヤ人への酷い迫害が行われることもなかったのではないかと・・・でもジェルソンについて聞いて、コンスタンツ公会議を主導した人も思い付きでやったわけではない、同じように教会の腐敗に心を痛め、改革を目指していたということを知って、複雑な気持ちです。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ジャン・ジェルソン(1)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き