セリフ詳細

フランスからの圧力や工作を受けて、フランデレンの各都市は後継者であるマリー女公に対し叛乱を起こした。うちヘントは特に強硬で、マリーの忠臣であるウィレム・ユゴネ及びランバークール伯ギィ・ファン・ブリモーを処刑しただけでなく、マーガレットとマリーを引き離した。3月11日、各都市はマリーに大特許状を認めさせた。マリーは極秘裏に、婚約者であるハプスブルク家のマクシミリアン(後神聖ローマ皇帝)に婚約の履行を求める手紙を送った。混乱の中で、マリーの夫選びが再考され、マーガレットの強い支持もあり、議会はマクシミリアンを選出した。マリーはマクシミリアンの代理人と代理結婚を挙げ、ネーデルランドの市民もこれを歓迎したが、マーガレットはこれに安堵することなく、一日も早いマクシミリアンの出立を催促した。5月21日にマクシミリアンはウィーンを出立した。途上、マーガレットは家臣のオリヴィエ・ド・ラ・マルシェに10万グルテンを託し、マクシミリアンに届けた。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:マーガレット・オブ・ヨーク(3)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き