セリフ詳細

厭戦気分が漂い始めた1153年に転機が訪れ、1月にマティルダの息子アンジュー伯アンリ(後にイングランド王ヘンリー2世)がイングランドに上陸、西部を平定してロンドンへ迫った。対するスティーブンは1152年に王妃を、1153年8月に長男のブローニュ伯ウスタシュ4世(英名ユースタス)を失い意気消沈、マティルダ派との話し合いに応じた。ウィンチェスター司教ヘンリーとカンタベリー大司教シオボルド・オブ・ベックの仲裁で11月6日にアンリとの間に和平協定(ウォーリングフォード協定、ウィンチェスター協定とも)を結び、自身の終身王位の承認と引き換えにアンリを後継者に迎え、王位継承者とすることで両者は和解した。スティーブンの息子にはウスタシュの弟の次男ギヨーム(ウィリアム)もいたが、ギヨームは王位継承権放棄の代償として、父親、本人そして妻の権利によって所有するイングランドの所有全てを保全する約束をを取りつけた。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:イングランド王スティーブン(4)

作者名:Petronila

173|ファンタジー|連載中|898話|992,069文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き