セリフ詳細

王の支出管理組織として宮廷財務室と文書作成組織の尚書部と長官たる尚書部長官(大法官)、王の財産・機密文書などを管理する宝蔵室を拡充、収入管理組織としてイクスチェッカー(財務省の原型)が地方財政を担当しただけでなく、国王不在時の行政の最高責任者である最高法官が管轄に置いて行政・財政・司法を担当、国王の長期不在には最高法官と尚書部長菅、宝蔵室長官が代理統治する体制を作った。裁判組織であるキュリア・レジスに常任裁判官も加え、この組織や王に代わる裁判担当と最高法官の補佐の役目を与え、地方を巡回して王領の経営状況を調査、住民訴訟も扱う巡回裁判も定期化させた。こうした基盤固めに成功したおかげでイングランドは安定、1106年以降治世の半分をノルマンディーで過ごせるようになった。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ヘンリー1世(4)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き