セリフ詳細

僕はそもそも修道院にいた時にルターが聞いた声は本来の神ではなく、ルター自身が父の反対を押し切って修道士になったことや修道院での厳しい生活、神への恐怖から精神の崩壊の危機にあった時に、それを救うための自身の内面の声だったと思います。それで本人が救われ気持ちが安定すればそれでいいのですが、宗教改革の指導者としてその考えを他人にも広め、さらに現実がうまくいかなくなるとますます過激に自分の説を固め、カトリックを批判して他にも意にそぐわない相手を徹底的に弾圧する、その思想と行為は根本的に間違っています。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:マルティン・ルター(15)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き