セリフ詳細

レノックス公がスコットランドに帰国した時、ジェームズ6世はまだ13歳でした。レノックス公(カトリック)はモートン伯(プロテスタント)を排除するという目的を持っていたので、そのために孤独な少年王のジェームズ6世に近付き誘惑したとしたら、随分酷い話です。僕は今15歳ですが、それよりも若い13歳の時にフランス帰りで洗練されたマナーを身に付けた魅力的な男性が近くに来て、しかも父の死の真相について話をされたら聞かずにはいられない、そうやってうまく若い王を操りモートン伯にダーンリー卿殺害の罪をなすりつけ処刑しています。男色もまた王を操る手段になっていて、若い時にそれを知ってしまい、一生そのことで振り回されているジェームズ1世が気の毒です。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ジェームズ1世(イングランド王)(21)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き