セリフ詳細

「そうです。率直に言うと我々はそういうことが出来ます。念の為もう一度言いますが、あなた方にとって脅威的に思えた白髪の老人の男も、本人が望んでああなった訳でないのです。悪運が重なりああなってしまったようです。その結果本来起きるべくもないことが、閉口していたるべきこの場所に引き起きてしまったようです。しかしながら話せるのはここまでです。これ以上の詳細は残念ながら言えません。聞けばあなたも元の世界に戻れなくなりますので」

作品タイトル:とある廃墟ビルディングにて~天国と地獄編~

エピソード名:第15話

作者名:Tadashi_Kimura

3|ホラー|完結|16話|73,227文字

オカルト, ホラー, 怪談, 黄昏症候群, 心霊スポット, 都市伝説, 村山台駅, 幽霊, 高校生, 超古代文明

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学校を終えて下校中の女子高校生二人組が、最近耳にした、女の幽霊の声が聞こえるという、とある廃墟ビルディングの噂話を口にした。一人がスマホを取り出して、その廃墟ビルを探索して撮影したオカルト系YouTuber怪異シーカーズの配信動画をみている内に、好奇心をくすぐられた彼女たちは、まっすく帰るための駅には向かわず、得体のしれない何か背中を押されたかのように、その駅からそう遠くないところにある噂の廃墟ビルディングへと向った。その場のノリで見に行ったにすぎない廃墟で彼女たちが見たものとは‥‥。

これは一般小説で書いた作品を、チャットノベル化してみたテスト作品だったのですが、楽しくなってもうこっちをメインで書いてます。あとこれは、必ずしも連続性のない『とある廃墟ビルディングにて』のシリーズ姉妹作品です。