セリフ詳細

突然の悲鳴が奥の方から聞こえてきた!おいおい今度は何が起きたっ!?と思わって振り変えると、それは凄い勢いで駆けて来たヨウコの姿で、その後を追ってくるように続いて謎の人影が姿を現した。


その謎の怪人は、暗い色をした外套を着ていて、フードから覗く顔の部分には、仮面のようなもしくは皮膚がただれてしまったものなのか、正常な人間のそれではない、形容しがたい異様な容貌をしていて、ヨウコが怖気て大きな悲鳴を挙げるのも無理はなかった。


すると謎の怪人は謎の言語で語り掛け始めた。


作品タイトル:とある廃墟ビルディングにて~天国と地獄編~

エピソード名:第15話

作者名:Tadashi_Kimura

3|ホラー|完結|16話|73,227文字

オカルト, ホラー, 怪談, 黄昏症候群, 心霊スポット, 都市伝説, 村山台駅, 幽霊, 高校生, 超古代文明

22,721 views

学校を終えて下校中の女子高校生二人組が、最近耳にした、女の幽霊の声が聞こえるという、とある廃墟ビルディングの噂話を口にした。一人がスマホを取り出して、その廃墟ビルを探索して撮影したオカルト系YouTuber怪異シーカーズの配信動画をみている内に、好奇心をくすぐられた彼女たちは、まっすく帰るための駅には向かわず、得体のしれない何か背中を押されたかのように、その駅からそう遠くないところにある噂の廃墟ビルディングへと向った。その場のノリで見に行ったにすぎない廃墟で彼女たちが見たものとは‥‥。

これは一般小説で書いた作品を、チャットノベル化してみたテスト作品だったのですが、楽しくなってもうこっちをメインで書いてます。あとこれは、必ずしも連続性のない『とある廃墟ビルディングにて』のシリーズ姉妹作品です。