セリフ詳細

ヨウコと僕は、壁に開いた大穴を抜けて、もとの廃墟ビルディングに戻った。人間の始祖とか言う謎の人類のによって命じられ追従して来た不思議な黒い球もニ体、空中に浮いていた。


そこは来た時と同じく五階のメインフロアで、そこは相変わらずカビ臭さと埃っぽい空気が滞留していた。ところどころ割れた窓ガラスを通して、遠くのどこかを走り抜けるクルマの走行音や、線路を走る電車の駆動音が聞こえてきた。そして外は静かに雨が降っているらしく、アスファルトやコンクリート面を打つ弱い雨音が聞こえた。あいまってなんだか自然と安心感が湧いてきた。

作品タイトル:とある廃墟ビルディングにて~天国と地獄編~

エピソード名:第16話

作者名:Tadashi_Kimura

3|ホラー|完結|16話|75,097文字

オカルト, ホラー, 怪談, 黄昏症候群, 心霊スポット, 都市伝説, 村山台駅, 雛城高校, 行方不明, 女子高生

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学校を終えて下校中の女子高校生二人組が、最近耳にした、女の幽霊の声が聞こえるという、とある廃墟ビルディングの噂話を口にした。一人がスマホを取り出して、その廃墟ビルを探索して撮影したオカルト系YouTuber怪異シーカーズの配信動画をみている内に、好奇心をくすぐられた彼女たちは、まっすく帰るための駅には向かわず、得体のしれない何か背中を押されたかのように、その駅からそう遠くないところにある噂の廃墟ビルディングへと向った。その場のノリで見に行ったにすぎない廃墟で彼女たちが見たものとは‥‥。

これは一般小説で書いた作品を、チャットノベル化してみたテスト作品だったのですが、楽しくなってもうこっちをメインで書いてます。あとこれは、必ずしも連続性のない『とある廃墟ビルディングにて』のシリーズ姉妹作品です。