セリフ詳細

「城ではなくビルディングだがね。私はここでもビルのオーナーなのだよ。このビルは大小169室あり、地下3階地上10階で構成されている。設計図は自分の頭の中ので構成した意思とこの杖を作った偉大な文明の叡智が螺旋を描くように自動創世されるのだ。全く信じられない脅威の力だ。この空間自体我々が元いた地球、つまり東京とは違う違うとある別の概念世界だ」

作品タイトル:とある廃墟ビルディングにて~天国と地獄編~

エピソード名:第8話

作者名:Tadashi_Kimura

3|ホラー|完結|16話|75,097文字

オカルト, ホラー, 怪談, 黄昏症候群, 心霊スポット, 都市伝説, 村山台駅, 雛城高校, 行方不明, 女子高生

25,480 views

学校を終えて下校中の女子高校生二人組が、最近耳にした、女の幽霊の声が聞こえるという、とある廃墟ビルディングの噂話を口にした。一人がスマホを取り出して、その廃墟ビルを探索して撮影したオカルト系YouTuber怪異シーカーズの配信動画をみている内に、好奇心をくすぐられた彼女たちは、まっすく帰るための駅には向かわず、得体のしれない何か背中を押されたかのように、その駅からそう遠くないところにある噂の廃墟ビルディングへと向った。その場のノリで見に行ったにすぎない廃墟で彼女たちが見たものとは‥‥。

これは一般小説で書いた作品を、チャットノベル化してみたテスト作品だったのですが、楽しくなってもうこっちをメインで書いてます。あとこれは、必ずしも連続性のない『とある廃墟ビルディングにて』のシリーズ姉妹作品です。