第4話 タイトルの比較

文字数 638文字

映画のタイトルは、原語に忠実な場合もあれば、売れるようにまったく違う言葉が使われる場合もあります。とりあえず英日独芬のタイトルを並べて比較してみます。

英語      Frozen(凍った)
日本語     アナと雪の女王
ドイツ語    Die Eiskönigin – Völlig unverfroren(アナと雪の女王 – 全く恥ずかしがることなく)
フィンランド語 Frozen – huurteinen seikkailu(凍った―フロスティアドベンチャー)

ドイツ語のグリム童話は「雪の女王」なので、日本語では「雪の女王」という言葉が使われたらしい。しかし、ドイツでは「雪」ではなく「氷の女王」になっているのが面白い。しかし、副題に「まったく恥ずかしがることなく」とあるのは、映画を見ていないせいかタイトルだけではピンとこない。フィンランド語Google翻訳に「huurteinen seikkailu」を入れると「フロスティアドベンチャー」という訳が出る。

映画ポスターの画像(フィンランドのWikipediaで暫定的に使用されている画像)


ほかの言語がわかる人は、ほかの言語の翻訳についても調べてみてください。

【追記】
言語に関係なく、アレンデール王国のモデル、ノルウェー北のヨイクのような音楽で映画は始まる。Vuelieとは、南サーミが居住する地域、ノルウェーのレーロースの方言で「ヨイク」を意味している。今日YouTubeの動画を視聴して気がついた。やるな、ディズニー。
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