気持ち悪い！！！！

私のホーム画面をみてもらえばわかりますが、私は人がボコボコにされている絵を描きます。その他にも、なんだかちょっとグロテスクと言われるようなものを良く扱います。
ですので、当然

気持ち悪い！！！！

怖い、不快だ、自分の作品に対してそれなりに言われる事ですが、「酷い！！」なんてまるで思わなくて、むしろそれが正解だと思います。（以前はそう言われて困ったりしましたけど、友人にそう思わせるのも簡単ではないと言われて開き直りました）

でもさぁ、人の良いところより悪いところに目がいくのは自然な事で、どうしたって明るい思い出より嫌だった辛い思い出は鮮明に残る。楽しいということは、快感は、案外簡単に記号化できるけど、悲しいとか悔しいとか死にたいとかそういったものはどうしたって自意識が絡まって、複雑だと思い込むから記号化しづらい。（今は快感のロールモデルがより多いこともあるのかもしれないけど）
きっとそういうあなたは笑う演技はできるけど涙を流す演技はできない、多分ね。
そして、殺人者が人助けすることを受け入れられない。
嫌な事があったら、楽しんでる人を見るより自分より酷い目に遭ってる人たちをみて安心する。少なくとも私はそう。いつでも負の感情は鮮烈です。

別にそれを糾弾して、罪悪感に浸らせる気は全くない。（たまにその手のものは存在するけど私は無視してしまう。無意味に感じる）そうすると、やっぱりなんでそんな事をするんだ！と睨んだりされる。
あなたの発信によって私は僕は俺は傷付きました、と。

要は、ハッとしてほしだけです。単純にそういった生々しさから逃げられないと、負の感情でこそ瞬時に共有されてしまうと。わたしがもしあなたが笑顏になれるような作品を提供したとして、そこには理想化された希薄な関係しか生み出されない。（希薄というのは私の主観かもしれないが）
こうやって見たくないものを見て、あなたのあなたに対する気づきもしなかった意識や感性に触れて、息をのんで欲しい。
全ての事柄において、自分が傷付く必要なんてないなんて、そんな華々しい勘違いは、
あまり優しくないから。