第8話 羊大戦、首都星の危機

文字数 407文字

 東の超大国として君臨する羊連邦だが、銀河革命の時代に北部銀河において勃興した国家との苦戦を強いられる。羊大戦の始まりである。
 実に羊連邦は苦戦した。
 北の大国サイドル神聖連合が侵攻され、更に羊連邦本国に通じるヘッサンドン同盟の艦隊が敗北してしまい、更に西に隣接する保護国の裏切りによって本国の首都星が侵攻される恐れが出てきた。
 しかも、本国の防衛艦隊が僅差で退けられた。
 いよいよ、少数ながら首都星攻撃が現実味を増して行き、国内は混乱していた。
 だが、戦時下にあって主力艦隊が折しも運良く敵の主力艦隊を撃破した。そのお陰で敵艦隊が微力な内に羊連邦は首都星に遊撃艦隊を配置し、休戦協定を結んだ。
 隣国の裏切りに羊連邦の国民は大いに怒り、併合する形となった。更に軍備を調え、半世紀後に艦隊を建造し終えた後、両国は交戦を再開した。羊連邦は内政立て直しを堅実に行っていた為、勢力が秀でており、第二次羊大戦は勝利に収めた。
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