【観戦席】

文字数 827文字

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つ飴ちゃん

ちゃっすちゃっす!
今日も……ギリギリ……到着……!
ひゃー! 殺し合えー!!
ん、kさんのキャラ名は日笠なのか三笠なのか。どっちが正解だろ?
如月ぐん……じゃない真琴さんのキャラはカッコいいな。吸血鬼なんてそれだけでカッコいい!!
2人ともなんてネーミングセンスだ……かっこいい……


キャラクター紹介がもう面白い

能力名のセンスいいですよねー。
久しぶりの観戦
衣笠さんのかさ、鉄の強度を越えた衝撃だと壊れるのだろうか?
おーっと、どちらも冒頭から衣笠だー!
冒頭読んでるとどっちも三笠さん応援したくなる……
kさんの三笠は強キャラ感強まってきてるな。
なるほど、三笠の予報が嘘判定されちゃうんだ。
JK三人ゆるいなw
互いにそろそろたたみ始めないと厳しいかな……?
まぁ地の文はアイコンなし使うのがベストでしょうねー。もしくは地の文専用アイコン。

投票してもらえないのはそれだけ不利です。

残り半分を切りましたね……三笠さんも葬さんもかっけぇ……両者とも緊迫感が伝わってきて熱くなる。
ローマザホリデーは真実の口じゃなくて、あえてタイトル持ってきた辺りが好み。
お、kさんどう逆転するのかなー。
kさんの三笠がもはや天候操作能力者w
真琴さんはたたみきれるのか……!?
すげぇ……この短時間で画像編集してこの文字量……
おー、真琴さん上手い。
両者まとまりましたね。お疲れ様でした!
両者ともレベルが高いSSを仕上げてきたな……これは迷う……ラストどっちも好きだ
kさんおめでとうございます!

真琴さんもとても面白かったです!! ナイスファイト!!

knaveryさん、優勝おめでとうございます!

地の文に加えてストーリー構成が絶妙でした。かっこよかった……

如月さんも素晴らしいSS、セリフ回しに画像の使い方、さすがでした……本当にどちらも甲乙つけ難い試合でした! お2人ともお疲れ様でした! 

レンさんも司会ありがとうございました!

了解しましたー。すぐ作りますね。

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登場人物紹介

名前、衣笠三笠


性別、女


年齢、22歳


能力、アメニモマケズ

傘を鉄のように硬くする能力。

日笠は不幸体質で、よく雨に降られる。傘を常備はしていたのだが、その不幸体質が原因で壊れることが多かった。

それを煩わしく思い続け、硬い傘が欲しいと願って生まれた能力。

車に轢かれても壊れず、例え銃弾に撃たれようと壊れない傘になる。


性格

少し不幸体質な女性。

その中でも、特に雨に降られることが多く、しかも傘が高確率で壊れることに嘆くくらいに普通の女性。

なので、能力の発現時、日笠は泣いて喜んだ。しかし、傘があろうと、横風が強い雨の日など、濡れる時は濡れるという事、を思い出したのは次の嵐の日だった。

現在は雨を楽しむ余裕も出て来ている。

職業は天気予報士。出るとなかなかの確率で予報が外れてしまう、お天気お姉さんと本人からしたら不本意な形で人気を博している。

また、魔人なので生放送中にほかの魔人に襲われることもあるのだが、軒並み返り討ちにするくらいに戦闘力はある。(あくまで不幸体質なだけであり、ドジではない

それも名物コーナーとなってしまい、上には視聴率が取れると喜ばれているが、本人はなかなか深刻になやんでいる。


作者:knavery

「血の果てまで飲み干してやる!」


黒を宿し、朱に染まる断罪鬼

○空ノ音 葬(そらのね ほむら)

性別:女



東洋に棲み着いた吸血鬼一族の末裔。

真祖エリザベート・バートリーの血統を持つ最後の生き残り。

一見すると美少年にも思える美貌に見惚れない者は居ない。




一度記憶を失ったことがあり、幼少期のことを覚えていない。

両親は父親一人、それに心優しくて可愛い妹と暮らしていた。

彼らと顔は全く似ていなかったが、それは些末なことだった。


当時、彼女たちは中学校に通っていた。

周りの人間より太陽に弱く、足が速く、いつもお腹が空いている。

――自分が吸血鬼であることに気付くのに、時間はかからなかった。


血を吸わなければ弱ってしまう。

ああ、清らかな血が飲みたい。

お腹いっぱいに飲み干したい。

幸い、彼女はとても恵まれていた。

校舎裏に呼び出せば、それを断る生徒なんて誰も居ないのだから。


必要最低限の血だけで生活していたので、

吸血鬼が感染して大事になることは無かった。

――妹だけは特別、後天的な吸血鬼に染めてしまったが。


そうやって5年暮らしていたある日、

世界で大規模な吸血鬼狩りが始まってしまう。

彼らは外傷による死であれば何度でも蘇るが

現代の薬物投与によって脳髄ごと衰弱させられたら最後、

二度と目を覚ますことはない。

ひどく残虐な手段で狩りは行われていた。

1000人居たはずの吸血鬼たちは100まで減らされ、

魔の手が日本に伸びるのも時間の問題だった。


ついに恐れていたことが起きる。

朝起きると妹が見知らぬ男たちに連れられていく現場を――。

父親が引き渡す瞬間を目撃してしまった。

あと一歩間に合わず――。彼女は父親に激しく問い詰めた。

「妹はどこだ」と。父親は何も知らない、と返した。

次はお前だ、と。冷たい目が告げていた。

身内に裏切られた悲しさと、妹を奪われた悔しさ。

やり場のない怒りが込み上げ、世界を真っ赤に染め上げる。

右腕が異形の力に包まれると、父親だったものを一瞬で粉砕した。

――この腕は悪を。欺瞞を。嘘付きを、絶対に赦さない。

正義を。誠実を。清らかな世界を。

嘘付き共に――断罪を下せ。


18歳。少女は異能を宿して外へ出た。

妹とはもう会えないことを知りながら。




能力名:ローマ・ザ・ホリデー

嘘に反応して対象を一瞬で捕食する能力。

有効範囲は彼女の聴力が許すかぎり。

聞こえる音に嘘が含まれていれば能力は発動する。

右腕から影が伸びて、対象の肉体を食い荒らしてしまう。

なお、捕食行為は吸血も兼ねている。



厳密には彼女自身が操っているわけではなく、

異形の存在が嘘を赦さないのだ。彼女は器のようなものである。

それを彼女は「ローマ」と呼び、忠犬のように飼い慣らす。

――あるいは、彼に意思など存在しないかもしれない。

独りの寂しさが紛れるなら、それも些末なことだった。


もはや――理性も長く持たないだろう。




戦う動機:お腹を血で満たすため/嘘付きを断罪するため。




イラスト:らぬきの立ち絵保管庫

作者:如月真琴

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