【進行・キャラ紹介】

文字数 3,140文字

当日の進行会場はこちらですよー。
久しぶりのダンゲロスSSだわほーい!

よろしくお願いします!

如月さんこんばんは! 久しぶりのダンゲロス、楽しんでいきましょうね!
榎本レンさん

司会運営ありがとうございます!

気合入れてがんばりますよー!

knaveryさん

お久しぶりではありませんが、この組み合わせは10ヶ月ぶり!

こちらこそよろしくお願いします!

お互い全力でやりましょう!

knaveryさんこんばんは!

久しぶりのSSですね

頑張ってください!


それでは、時間になりましたのでダンゲロスSSを開催したいと思います!

今夜も盛り上がっていきましょうー!

まずは競技者紹介からー!プレイヤーその1、knavery選手ぅーーーーーー!!

地の文の旨さに定評がある作家だ!

カッコイイキャラクターと可愛いキャラのどちらも使いこなすぞ!

今宵のSSはどんなキャラクターでくるのか、まったく読めません!

いえーーーーーーー!!
プレイヤーその2、如月真琴選手ぅーーーーーーーーー!!

久しぶりのダンゲロスSS参戦!

その実力はもはや説明するまでもないでしょう。

シリアス、コメディ、幅広い作風を使いこなすベテラン作家!

一体どのようなSS披露するのか、楽しみです!

それでは、ルール説明に移ります。




21:30から二人は小説を執筆します!

観客の方はそれを見ながら

面白いと思ったセリフ」に☆を入れてください!

22:30になったら二人は執筆を止めてください。

観客の方はそこから5分以内に

「面白いと思ったSS」を書いた作者のキャラに☆を入れるのです!

それぞれ最高数を獲得した方に1ポイントが入る

合計のポイントが高い方が勝ちです!


あくまでも勝敗はポイントの優劣で決まります

星の総数で決まるわけじゃないから注意です!

つまりストーリーかセリフ、

どちらかで相手を上回れば少なくとも負けません!

星はログインして、セリフや、

登場人物紹介の右下にある黄色い☆をクリックすれば入れることが出来ます!

メールアドレスがあればすぐに登録できるから、

まだ未登録の人がいたらすぐに登録しましょうー!

何度だって蘇る!!

よろしくお願いします!!

今夜は130回目

花の金曜日の魔人バトルだ!

思う存分物語ってください!

優れた作品は書籍化の可能性もあり、ここからは本気の1時間!



それではいでよ!魔人たち!

「血の果てまで飲み干してやる!」


黒を宿し、朱に染まる断罪鬼

○空ノ音 葬(そらのね ほむら)

性別:女



東洋に棲み着いた吸血鬼一族の末裔。

真祖エリザベート・バートリーの血統を持つ最後の生き残り。

一見すると美少年にも思える美貌に見惚れない者は居ない。




一度記憶を失ったことがあり、幼少期のことを覚えていない。

両親は父親一人、それに心優しくて可愛い妹と暮らしていた。

彼らと顔は全く似ていなかったが、それは些末なことだった。


当時、彼女たちは中学校に通っていた。

周りの人間より太陽に弱く、足が速く、いつもお腹が空いている。

――自分が吸血鬼であることに気付くのに、時間はかからなかった。


血を吸わなければ弱ってしまう。

ああ、清らかな血が飲みたい。

お腹いっぱいに飲み干したい。

幸い、彼女はとても恵まれていた。

校舎裏に呼び出せば、それを断る生徒なんて誰も居ないのだから。


必要最低限の血だけで生活していたので、

吸血鬼が感染して大事になることは無かった。

――妹だけは特別、後天的な吸血鬼に染めてしまったが。


そうやって5年暮らしていたある日、

世界で大規模な吸血鬼狩りが始まってしまう。

彼らは外傷による死であれば何度でも蘇るが

現代の薬物投与によって脳髄ごと衰弱させられたら最後、

二度と目を覚ますことはない。

ひどく残虐な手段で狩りは行われていた。

1000人居たはずの吸血鬼たちは100まで減らされ、

魔の手が日本に伸びるのも時間の問題だった。


ついに恐れていたことが起きる。

朝起きると妹が見知らぬ男たちに連れられていく現場を――。

父親が引き渡す瞬間を目撃してしまった。

あと一歩間に合わず――。彼女は父親に激しく問い詰めた。

「妹はどこだ」と。父親は何も知らない、と返した。

次はお前だ、と。冷たい目が告げていた。

身内に裏切られた悲しさと、妹を奪われた悔しさ。

やり場のない怒りが込み上げ、世界を真っ赤に染め上げる。

右腕が異形の力に包まれると、父親だったものを一瞬で粉砕した。

――この腕は悪を。欺瞞を。嘘付きを、絶対に赦さない。

正義を。誠実を。清らかな世界を。

嘘付き共に――断罪を下せ。


18歳。少女は異能を宿して外へ出た。

妹とはもう会えないことを知りながら。




能力名:ローマ・ザ・ホリデー

嘘に反応して対象を一瞬で捕食する能力。

有効範囲は彼女の聴力が許すかぎり。

聞こえる音に嘘が含まれていれば能力は発動する。

右腕から影が伸びて、対象の肉体を食い荒らしてしまう。

なお、捕食行為は吸血も兼ねている。



厳密には彼女自身が操っているわけではなく、

異形の存在が嘘を赦さないのだ。彼女は器のようなものである。

それを彼女は「ローマ」と呼び、忠犬のように飼い慣らす。

――あるいは、彼に意思など存在しないかもしれない。

独りの寂しさが紛れるなら、それも些末なことだった。


もはや――理性も長く持たないだろう。




戦う動機:お腹を血で満たすため/嘘付きを断罪するため。




イラスト:らぬきの立ち絵保管庫

作者:如月真琴

ふふふふふ……この組み合わせ、かなり予想外!

どうやって戦わせるのこれ……?

これがあるからダンゲロスSSはやめられませんね!!

三笠使いで不幸体質のお姉さんvs吸血鬼カーミラの伝奇の元となったエリザベートの血を引く少女! これは面白い戦いになりそうだ!

どんなSSが生まれるのか、全ては執筆者の委ねられた――!!


執筆開始は21時30分より! それでは作戦タイムです!


特にないです!

燃えてきたーーー!!

お疲れ様でした!

久しぶりすぎて時間配分で無理をした! 不覚!!

でもやりたいことは全部出来たので満足ですよ!!

お二人とも、お疲れ様でした!どちらも、地の文や描写のレベル高いSSでした!

あとは結果発表をお待ちください。



読者の皆様は「面白いと思ったSSの作者」のキャラクターに投票をお願いします!

セリフ投票も受付けていますので、お忘れなきよう。

締め切りは38分とし、集計に移ります。

この勝負の行方を決めるのは、あなたの1票です!!

集計します!
よろしくお願いします!
セリフ投票1位

4票

っしゃおらァ! 見たかてめえら!!私が予報しても雨が降らない日だってあるんだからなぁ!!


著:如月真琴


セリフ投票2位

4票

私だって――――好きで天気予報外してないわよッ!!


著:knavery


よって、台詞投票は引き分け!

キャラクター投票

knavery 6票 

如月真琴 4票 


よって本日の勝者はknavery選手だあああああああああああああ!


knaveryさん、おめでとうございます!


オチの締め方が素晴らしかったです!


如月さんも画像や台詞回しが巧みで面白いSSでした!


お二人とも、改めて本当にお疲れ様でしたー!


わーーーー、おめでとうございます!!

強く……なりましたね……ぐふっ。


シチュエーションや台詞にオリジナリティが詰まっていて、

負けても悔いなしの名作だったのですよー。

私はほら、ちょっと後半端折りすぎたから……。

また腕を磨いてリベンジしますよー!!


knaveryさん、対戦ありがとうございました!

榎本レンさんも司会運営お疲れ様でした!!


そして、読者の皆様もありがとうございました!

久しぶりに盛り上がったダンゲロスSSが見れて安心です!

これからも、お願いしますね!!

くぅ~面白いSSでした!

これは私も煮詰めないと! 明日の試合の準備だ!

どんなキャラでもどんとこいですよ!

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
※これは自由参加コラボです。誰でも書き込むことができます。

※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

名前、衣笠三笠


性別、女


年齢、22歳


能力、アメニモマケズ

傘を鉄のように硬くする能力。

日笠は不幸体質で、よく雨に降られる。傘を常備はしていたのだが、その不幸体質が原因で壊れることが多かった。

それを煩わしく思い続け、硬い傘が欲しいと願って生まれた能力。

車に轢かれても壊れず、例え銃弾に撃たれようと壊れない傘になる。


性格

少し不幸体質な女性。

その中でも、特に雨に降られることが多く、しかも傘が高確率で壊れることに嘆くくらいに普通の女性。

なので、能力の発現時、日笠は泣いて喜んだ。しかし、傘があろうと、横風が強い雨の日など、濡れる時は濡れるという事、を思い出したのは次の嵐の日だった。

現在は雨を楽しむ余裕も出て来ている。

職業は天気予報士。出るとなかなかの確率で予報が外れてしまう、お天気お姉さんと本人からしたら不本意な形で人気を博している。

また、魔人なので生放送中にほかの魔人に襲われることもあるのだが、軒並み返り討ちにするくらいに戦闘力はある。(あくまで不幸体質なだけであり、ドジではない

それも名物コーナーとなってしまい、上には視聴率が取れると喜ばれているが、本人はなかなか深刻になやんでいる。


作者:knavery

「血の果てまで飲み干してやる!」


黒を宿し、朱に染まる断罪鬼

○空ノ音 葬(そらのね ほむら)

性別:女



東洋に棲み着いた吸血鬼一族の末裔。

真祖エリザベート・バートリーの血統を持つ最後の生き残り。

一見すると美少年にも思える美貌に見惚れない者は居ない。




一度記憶を失ったことがあり、幼少期のことを覚えていない。

両親は父親一人、それに心優しくて可愛い妹と暮らしていた。

彼らと顔は全く似ていなかったが、それは些末なことだった。


当時、彼女たちは中学校に通っていた。

周りの人間より太陽に弱く、足が速く、いつもお腹が空いている。

――自分が吸血鬼であることに気付くのに、時間はかからなかった。


血を吸わなければ弱ってしまう。

ああ、清らかな血が飲みたい。

お腹いっぱいに飲み干したい。

幸い、彼女はとても恵まれていた。

校舎裏に呼び出せば、それを断る生徒なんて誰も居ないのだから。


必要最低限の血だけで生活していたので、

吸血鬼が感染して大事になることは無かった。

――妹だけは特別、後天的な吸血鬼に染めてしまったが。


そうやって5年暮らしていたある日、

世界で大規模な吸血鬼狩りが始まってしまう。

彼らは外傷による死であれば何度でも蘇るが

現代の薬物投与によって脳髄ごと衰弱させられたら最後、

二度と目を覚ますことはない。

ひどく残虐な手段で狩りは行われていた。

1000人居たはずの吸血鬼たちは100まで減らされ、

魔の手が日本に伸びるのも時間の問題だった。


ついに恐れていたことが起きる。

朝起きると妹が見知らぬ男たちに連れられていく現場を――。

父親が引き渡す瞬間を目撃してしまった。

あと一歩間に合わず――。彼女は父親に激しく問い詰めた。

「妹はどこだ」と。父親は何も知らない、と返した。

次はお前だ、と。冷たい目が告げていた。

身内に裏切られた悲しさと、妹を奪われた悔しさ。

やり場のない怒りが込み上げ、世界を真っ赤に染め上げる。

右腕が異形の力に包まれると、父親だったものを一瞬で粉砕した。

――この腕は悪を。欺瞞を。嘘付きを、絶対に赦さない。

正義を。誠実を。清らかな世界を。

嘘付き共に――断罪を下せ。


18歳。少女は異能を宿して外へ出た。

妹とはもう会えないことを知りながら。




能力名:ローマ・ザ・ホリデー

嘘に反応して対象を一瞬で捕食する能力。

有効範囲は彼女の聴力が許すかぎり。

聞こえる音に嘘が含まれていれば能力は発動する。

右腕から影が伸びて、対象の肉体を食い荒らしてしまう。

なお、捕食行為は吸血も兼ねている。



厳密には彼女自身が操っているわけではなく、

異形の存在が嘘を赦さないのだ。彼女は器のようなものである。

それを彼女は「ローマ」と呼び、忠犬のように飼い慣らす。

――あるいは、彼に意思など存在しないかもしれない。

独りの寂しさが紛れるなら、それも些末なことだった。


もはや――理性も長く持たないだろう。




戦う動機:お腹を血で満たすため/嘘付きを断罪するため。




イラスト:らぬきの立ち絵保管庫

作者:如月真琴

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