第3話 当日(放課後の縁側で)
文字数 559文字
縁側に座る翔太の膝の上にポン太。
ポン太は目を閉じたままいつも通りゆったりしっぽをゆらす。
ポン太を膝の上に乗せたまま、後に倒れる翔太。
大きなあくびをする。
綾音が縁側に駆け寄ってくる。
ポン太は膝の上から降り、翔太の顔をなめる。
綾音、翔太の寝顔を優しい笑顔で見つめる。
バックから可愛らしくラッピングされた袋を取り出す。
綾音、紺色のひざ掛けを翔太に優しくかける。
口元で人差し指を立てながら、ポン太に向かって優しくウインクする綾音。
ポン太は翔太の顔をペロリとなめ、その後綾音の膝の上に乗る。
翔太のイビキを聞きながら、ポン太は綾音の膝の上でゆっくりしっぽを揺らす。
<完>