第10話 人類が残す遺産

文字数 1,144文字

 フォークの神様と呼ばれ、放送禁止になった部落差別や反体制を歌ってきた岡林信康さんが、70歳を過ぎ、書いた歌。 

 ︎ ︎

人という名の姿が消え 輝き取り戻す空海(そらうみ)
川の流れよ土よ緑 ここに蘇る命の群れ
人はもういない地球(ほし)は光る  

復活の朝 岡林信康
https://youtu.be/NrSaqNfsK8U
 ︎ ︎

『人類滅亡』-Life After Peopleというドキュメンタリーを観た。
「ようこそ、地球へ。人口はゼロ」
 各話のあらすじはタイトルから予想できそう。
 
 残された死体 支配からの解放 大都市の危機 金属の末路 様々な脅威 崩壊と埋没 歓楽街の最期 防衛の限界 行き先のない道 死の水 
 神の怒り 有毒な世界 文明の地下青銅 最後の晩餐 荒廃の波 人類のいない祝日 空の支配者 家屋の終焉 地下社会の壊滅 ホワイトハウスの崩壊
 
 一番の疑問は原発はどうなるか?

 ︎ ︎

 基本的には自動停止なり、経年劣化で破壊される。もちろんなかには正常な停止に至らずメルトダウンも起きるだろう。ただ地球規模でみれば人間が集めている核燃料などはごくわずかで、これくらいの核反応は過去の地球では自然界ですら起きていた。

 アフリカ中央には何億年も前にウラン鉱脈が自発的に核反応をしていた時代があったし、そもそも地球大気が今のような組成でなかった時代には、太陽からの放射線は、我々人類が作り出す規模とは比較にならないほど大地に撒き散らしていた。
  自然界のスケールに尺度をあわせるならば人間の核燃料使用等は取るに足らない規模だ。 仮に現存するすべての核燃料や爆弾がメルトダウンあるいは爆発しても、10年20年程度は近隣数十kmを汚染するが、100年200年経てばなんの影響もおよぼさないほどまで地球環境は復元してしまう。
(広島長崎はたった70年で大都市になったし、福島もわずか5年で人々の帰還が始まってるでしょ?)

 これまでに人間は、原爆投下(広島、長崎)や海洋で原爆を爆発させる実験等を繰り返しているし、チェルノブイリで原発事故が起きているが、自然界全体に影響が出ているわけではない。
 仮に、原発が爆発した場合、その周辺の環境は破壊される可能性が高いが、数十年すれば見かけ上は元に戻り、100年、1000年と重ねれば影響はなくなっていると考えていい。

 原発も、金属の劣化によって爆発する可能性はあるが、1万年もすれば僅かしか痕跡は残らないというのは正しいだろう。CO2と水さえあれば植物が育つから、コンクリートの上であってもすぐに木々が覆ってしまうだろう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12157233077
 
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