第1話 猛暑日

文字数 469文字

 暑い日が続く。
 ウォーキングもできない。
 先日の朝、目が覚め携帯を見たら外気温は28度。しばらく歩いていないので、よし、っと思いすぐに実行した。

 いつもの川沿いのコース、爽快だったのは途中まで。正面から太陽が照らす。空腹だ。最近は、夕食の時間が早いので、12時間食べていない。
 あ、やばい。貧血かも……。1時間コースのちょうど半分。

 自販機を見つけ飲料を買い飲む。こういうとき、公園は遠い。なんとかたどり着き、ベンチはないので、木の下にべたりと座った。
 夫は早朝のバイト。
 少し休み歩いた。
 家々の外壁が白くて眩しい。
 また公園で休み、4回木の根っこにしゃがみ、ようやく戻れた。

 もう行かない。

 孫たちも夏休み、外には出られない。
 夕方、6時過ぎにようやく公園に連れていくという。日中はひたすら家の中だ。
 暴れる。戸建てだからいいが、集合住宅なら苦情がくる。

 このままいくと気温はどこまで上昇してしまうのだろうか?
 現状でも熱中症患者が増えているが、将来的にはどうなってしまうのだろうか? 
 孫たちが生きているかもしれない100年後は?
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