文字数 350文字


日差しが柔らかい
冷たかった空気が
僕の邪魔をしなくなった
ソワソワしてしまうのは
春の香りが近づいているから
淡い柔らかな色が手招きする

昔と違って不快が増した
ベタベタも苦手だ
でも空の青さが楽しくなる
ワクワクしてしまうのは
夏の日差しが待っているから
暑さにはなれることないけれど
潮騒の音にはしゃいでしまう

色が踊るどこもかしこも
最後は落ち着いた色に染まるけど
笑顔の先に何かが待ってる
ムズムズしてしまうのは
秋の息づかいに気づいたから
最近は駆け足で通り過ぎる
せっかちな所はどこか寂しい

体温を少しずつ奪っていく
そんな時間は怖いけど
君から伝わる温もりが心地いい
ドキドキしてしまうのは
冬の気配を感じるから
二人の時間が増えるから
長く感じる時間も僕は愛おしい

Ah風が吹いた雨も降るだろう
また季節が過ぎていく
心がざわつく 君も僕も
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