後書き

文字数 545文字

 「ニムロッド・クラブ解散」をお読みいただきありがとうございました。
 この作品は、実際にあった出来事、実在の人物に、私が創作した架空の人物を織り交ぜて書きました。
 実在の人物は、ロバート・シーマー、マーク・レモン、ヘンリー・メイヒュー、チャールズ・ディケンズ、エドワード・チャップマン、ウイリアム・ホール、ジョン・ドイルです。
 私が創作した登場人物は、フィリップ・ストック、イザベラ・スミス、ワトソンです。

 ☆ 4に掲載した、フールスカップには、道化師の帽子という意味があります。

 参考文献
 ・「ヴィクトリア朝挿絵画家列伝」谷田博幸(図書出版社)
 ・「ラファエル前派の世界」齊藤貴子 (東京書籍)
 ・「ヴィクトリア朝万華鏡」高橋裕子 高橋達史 (新潮社)
 ・「この御し難き人間の業」 青木理(成城大学リポジトリ)
(1)ディケンズと出版社たちとの闘争
(2)ピクウィック・ペイパーズ誕生とシーマー論争

 特に、「ヴィクトリア朝挿絵画家列伝」には大変お世話になりました。同書は学術的研究を分かりやすく書いた概説書です。シーマーの自殺の経緯はもちろん、当時の挿絵画家の置かれた状況が詳しく述べられています。また、ロバート・シーマーの遺書、ディケンズの書簡などは、この本から引用させていただきました。
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