文字数 562文字

ただ引き伸ばされた赤い
「輪郭の落ち葉は茶色の形が信号機」
夢を回想する沈んだ
影に落ちこぼれた虚無の鬱屈の自由
「それは形のぼんやりとした記号だった」
青い感覚はそれに伸ばされていく
「どうして夜はぼやけた姿の飛行機?」
沈んでいった青い長い夜はおはようと言う
「連関している目玉焼きのサラダには、それが落ちこぼれていく」
叩き続けた包丁の新世界に
あやふやな不思議な色鉛筆が滲む
「だってそれが時計の面影に、ただ疲れているから。ぼやけて見えている。沈んでいった湖だ」
太陽の後ろの席の泣きじゃくった猫の空間重力は
「忘れていた景色だ。そして雰囲気に投影している」
ただの黒い大型自動車を照らす
「わからない回答には赤信号を付けて」
「時間が淀むのは解説が付きまとう」
悲しみは赤いので安全な道路だった
「ただ注目されている新聞紙には手紙が赤いから」
連鎖していくのは鉄で彩られた花束の
不思議なマジックの道路沿いには絵の具が散らばる
「長い連鎖は散らばる書類。電気のランプ」
それは雑誌に見せているカラーの電柱だから
「例えば数式は落ちていくので」
ただ音楽の影に連鎖していく
「青が緑に塗られるのは、到底あり得ないことだ」
ガラスのパズルにグリーンの実体が映る
「いつか見た電話は隠されてしまった」
ただそれが空白と、どこにも続いていないから
「夜は哀愁をまとう蛍光灯だった」
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