いつも近くにいるんだけど……。

文字数 622文字

SF。

自分の中で得意か得意じゃないかで言ったら、得意なジャンルに入ると思う。
割と特に何も考えずに書いてる分野。

でも、SFって何??

改めて聞かれるとよくわからない。
毎日、納豆や味噌汁を普通に食べていたとして、

「それって何?豆を腐らせたものだよね??」

とかいきなり言われたら、虚を突かれる。
咄嗟に口から出るのはせいぜい、え?まぁ……そうといえばそうなんだけど??でも普通に食べる物だし美味しいよ??ぐらいだろう。

日常に当たり前に溶け込んでる「それ」。
創作活動の中で当たり前に隣にいる「SF」。

物凄く身近で常に隣にいるぐらいの存在なんだけど、改めて考えてみると……。

君、誰??

何となくフィーリングが合うし、気心もしれてるし、好きか嫌いかで言えば、好き。
君が好き。
何となく昔からつるんでる無二の親友。

でも、君、君ってなんだっけ??

唐突に隣で笑ってる君が誰かわからなくなる。
すると君は言うんだ。


「気にすんなよ、難しく考えたって仕方ないだろ?!楽しく行こうぜ!!」


いつもはその屈託ない笑顔に笑って応えて有耶無耶にしてきた。
変に突っ込んで疎遠になるのも嫌だから。

でもさ、誰だよ、お前??

すぐ隣にいる君。
多分、創作活動のすぐ隣にいつもいた君。

けれど、気にしだしたら、急にその身近な存在が謎に包まれている事に気づく。
いつものように飾り気なく笑う笑みがミステリアスに思えてくる。

「SF」って何だ??

知ってるのに知らない君。
そんな君に改めて向かい合ってみたいと思う。
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