筆記より実技。

文字数 1,794文字

SFくんが腹が減ったと騒ぐので、仕方なく近くのコンビニに向かう。
しかし途中で懐っこい猫を見つけてしまい、SFくんは充電中だ。
放っておこう。

さて、なぜ今更私が「SF」について調べているかというと、それは当然ながら「SFを書かないといけない状況」になったからだ。
SFでしょ?
うん、大丈夫、大丈夫。
なんて思っていたのだが、気づいてみたら「SFくん」は近くにいすぎてわからなくなった。
何となくいつもつるんでいたので、いざ純粋に「SF」を書けと言われると、ん??となってしまったのだ。
正直「これがSFだ!」なんてガチの話を書いた事はない。
書いてみて、あ、これ、SFだなぁ〜と思ったら分類していた。

そもそも私はプロットを作らない。

ぽんっと思いつくまま書き始める。
それは冒頭の言葉だったり、脳裏に見えた景色だったり、感じた匂いのようなものだったり、何を基準に書いているのか聞かれても私にもわからない。
だから、何が書き上がるかよくわかっていない。
ファンタジーを主に書くと言っても、ファンタジーを書こうと思って書いている訳じゃなくて、こんな感じの話だから多分ファンタジーだろうなぁと思って書いている。
一応、書く前に多分、こんな感じだからこのジャンルかなとかは思う。

なので、ホラー先輩やミステリー先輩のように、この分野を書く!と決めてコソコソっと近づいてみた時以外は、何となく書いて「ファンタジー」とか「SF」とか「ヒューマンドラマ」とか決めてる。
そんな感じなので、実はジャンルを決めるのが凄く苦手だ。
書き終えて、ん??これって何??といつも考える。

そんな私なので、いざ「SF」を書けと言われて、ん??となってしまったのだ。

でも今更SFくんに「SFって何?」とか聞いたら、笑顔で松の屋に連れて行かれて奢らされた上、持ち帰り用に弁当を買う羽目になる。
そんなのは勘弁して欲しい。

ホラーやミステリーの時もちょっと苦戦したのは、やはりプロットを立てない事から指南書の指示通りに組み立てるのが厄介だった点だ。
だったらプロットを立てればいいのだが、多分、プロットを書いてもプロット通りに書かない気がする。
書いてて何か面白そうな事になったら、絶対、そっちに舵を切る。
SFくんに自由だ自由だ言っているが、私も大概にして自由気ままだ。

で、だ。

何となく「SF」についてわかってきた。
多分、これ以上、卓上理論を重ねてもあまり意味がないと思う。

ならどうするか??

とりあえず、何か書いてみればいい。
ごちゃごちゃ言ってても仕方ない。
実践あるのみ。

かと言って、まだよくわかっていないのでネタがない。
という訳でネット上の神様のお力を借りる。

「SFっぽいお題」メーカー。(笑)

名前を入れると出してくれるアレだ。
何となく、三人ほどの名前を入れた。

1人目。
ちょっとそこまで宇宙まで/銀河鉄道どこへゆく/透き通った苹果のように

2人目。
アポロ/プレアデス星団/かみさまになりたい

3人目。
未来からの手紙/少し・不思議/花の心臓

……クソッ、一人目が一番それっぽい。

ええと、どういう内訳かと言うと。
1人目→オリキャラ名(前遊んだ名残で入っていた)
2人目→ねぎ(一番それっぽくない)
3人目→ポン酢(ねぎの別名)

なぜ、ねぎだとそれっぽくないお題なんだ?!
しかもアポロ・プレアデス星団辺りは、別の話でもう使ってる。(かなりモロに使ってる)
残った「かみさまになりたい」ってなんだ?!そんな面倒くさいものになんて絶対なりたくない。
ポン酢もだ。
未来からの手紙とか……もう使ってるよ、その設定……。少し不思議って……私の書くSFは基本少し不思議な方のSFだよ……。
何なの?ペンネームだとすでに使ってる事しか出てこないんだけど??何??超能力??
唯一「花の心臓」は面白そうだなと思ったけどさ。

「花の心臓」でなければ、偶然出てきたオリキャラ名でのお題になる。

「ちょっとそこまで宇宙まで」
すごい面白そう……そそられる……。

「銀河鉄道どこへゆく」
これもゴロがいいよね。ギャグとかで良ければ。

「透き通った苹果のように」
なぜ中国語??でも面白い。(苹果はりんご)

……………………。

とりあえず、このどれかで話を書いてみよう。

(ちなみにこのお題、使いたい方がいましたらご自由にどうぞ。お題メーカーで出たものですので。むしろ「ちょっとそこまで宇宙まで」とか、書くより読んでみたい。(笑))
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