第16話 記憶

文字数 991文字

ざっとすらすら出てきたものを書いてみた。
けど、かなり適当だ。
すべてをおぼろげな記憶に頼ってるから、だいぶ違うものや、ごっそり抜け落ちてるものもあるだろう。
春になって、もしくは暖冬みたいだから、ノートを持ち出せて、原文と照らして直すかはわからない。
今はただ、お金のやり繰りにてんやわんやで進まぬ筆の捌け口としてだけ書いてるから。
そんな中、どうしてもいい加減に書けない曲、しかし、細部を思い出せない曲が出てきた。
I'm not for shure of(where to stand)
これは、nothing's shure for is for shureやI'm waiting for the summer comes alongと同時期に独りレコーディングをした曲で、その後バンドでチョロっとやったけど、難しくてあんまりやらなかった曲かな。
nothings shure for is for shureもそうだけど、独りで全パートを演奏すると、特にリズム的に凝りたくなってしまう、というより、頭の中で鳴っている人間がプレイするから、容易く構成できちゃう。
バンド向きじゃなかったから忘れて、演奏は細部まで思い出せても歌詞は原文読まないと、って感じ。
思い出す為に脳内で何度も再生してて、良くあんな曲が書けたもんだ、という、クラシカルでキャッチーだけど変拍子で、みたいな。
歌詞もたとえば「say you gonna don't leave me. say you gonna leave me alone」とかこまっしゃくれてて、ざっくり再現したら別物になっちゃうし、またそこに変拍子が絡んでるという、たぶん二十代後半に書いたんだけど、しみじみ良くあんな曲書けたなと思う。
だってさ、出だしから確か「i thought i extorted. yeah」とかだったから、もう、どう繋がってたのやら。
そのあと「so cure the broken heart. yeah. yeah. yeah. yeah」なんだけど、間なんだっけ?みたいな。
印象深いから大方覚えてるんだけど、「なんでこうなるんだったっけ?」の要所要所のキーワードが思い出せない。
mondayも独りレコーディングの時のだし、好き嫌いは別にバンドより独りのが向いてたのかもしれない。
それでもまた、バンドがやりたいのだけれど。
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