1、世界観

文字数 887文字

***こちらの世界とアトラーナの世界の関係性について
こちらの世界(私たちのいる世界)とアトラーナは、本のページの裏と表のような関係。
精霊が存在する場所のみ魔導が使えるので、アトラーナの魔導師はこちらへ来ると魔導が上手く使えなくなる。


・精霊の国 アトラーナ

アトラーナは3国に囲まれた小国ではあるが、それを王都ルラン、そしてレナント、ベスレムの三つの地方に分けてある。
レナントとベスレムは、王の親族が領主として独自に治め、本城に年貢のような形で一定の金銭や物資を納めている。
王は王家の男子のみが継承し、王の長男が第一王位継承権を持つ。


・精霊王とは?

地水火風それぞれに属する精霊の王。神様。
精霊王とも、ドラゴンとも呼ばれるが、通常人が思い浮かべる本物のドラゴンは古代に滅んだと言われる。
アトラーナは精霊の聖地と言われ、それぞれの神殿が建てられていた。
現在は、水と地の神殿のみが残っている。
信仰の対象となっており、本殿への参拝は娯楽の1つとなっている。
地の神殿はひときわ大きく、旅行者も多い。
もっとも権威のあるものとなって栄えている。

精霊王は厄災の時に王の下で一緒に魔女を倒し、そののちアトラーナの王に忠誠を誓うようになった。
アトラーナの王子は王位継承前に13才を迎えると精霊王のもとを尋ね、世継ぎの印であるラーナブラッドという石に忠誠を貰う旅に出る。
各精霊王の名は、火はフレアゴート、水はシールーン、風はセフィーリア、地はヴァシュラムドーン。
だが、今まで認められなかった者はいないので、ただのパフォーマンスとも見える。


・ミスリルとは (前作には出ません)
人間と精霊の混血。
特殊な力を持つ者が多い反面、容姿も人間離れしている者が多い。
彼らの力は身分の高い者に重宝され、良い主に仕えるよう子供たちは小さな頃から技を磨いている。
多くはミスリルの里と言われるイスカ村に住むが、村と離れて単独で暮らすミスリルははぐれミスリルと呼ばれている。
多くは成長すると、フリーランスで汚れた仕事を受ける事が多い。
特に高貴な身分の王族はミスリルを不浄の者として持つことは珍しいが、宰相家はミスリルを持つ。

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